就活日誌_23

N3社_一次面接

この企業もようやく一次面接である。初めてこの会社に訪れたのが去年の7/3なので、9ヶ月ほどかかってようやく本選考である。
いつもどおり待合室で待機した後、人事が迎えに来て面接室に案内される。自分でノックして入れ方式。
特に雑談などはなく、自己紹介から面接スタート

  • 学生時代最も頑張ったことは?
  • うちで何をやりたい?
  • 今までで一番失敗したこと
  • 学業以外に熱中したこと
  • 今見ている業界は?

質問も少なく、深堀りもほとんどない。というか面接官が自分の話を理解していないように思えた。
逆質問に対してもそこまで的確な答えが返ってこなかった。

内々定

上の会社を受け終わって駅に歩いているときに電話。以前受けていた企業からの内々定だった。
厳密に言うと「ぜひ大学院を卒業したら僕らと働いてもらいたい」というもの。内々定という言葉は6/1以前には使うことができないらしい。
また、それに続いて「一応就活を終えても大丈夫だけど6月の頭に最終面接を受けてもらいます」と言われた。ちなみにこの最終面接は形式上のもので今まで落ちた学生は一人もいないらしい。
個人的にはすべて受け終わってから行く企業をじっくり考えたいなぁと思っていたが、コロナで今後どうなるかも分からないし、ここを承諾して就活を終えることとした。電話の時点で承諾してぜひ入社したいと伝える。

さてそうなると、厄介なのが選考やすでに内々定をもらっている企業への辞退である。現在受けてる4社に加えて内々定をもらっていた2社にメールで連絡する。
うち1社がメール後すぐに電話がかかってきた。

人事「今辞退のメールを見てすぐに連絡してしまいました。よろしければ理由とかを教えていただいてもよろしいですか?」
わい「理由は2点で、内々定承諾期間が1週間(嘘)であったということと現段階で志望度が最も高かったことです(本当)。本当は出揃ってから考えたいとも思っていたのですが、昨今の情勢等で早めに就活を終わらせたいと考えましてぇ……」
人事「なるほど。でも1週間だったらうちの面接も受けられますよね?」
わい「まぁ確かにそうですねぇ……。はい。まぁただやはり早めに承諾して就活を終わらせたいという気持ちもあってですね……」
人事「ちなみにどちらの企業ですか?」
わい「あーえーと〇〇ですねぇ」
人事「あーなるほどぉ。それはちょっと意外な感じがするなぁ。いやぁせっかくならうちの最終面接も受けてほしかったですねぇ……」
わい「いやほんと申し訳ないです」

こんな感じでした。就活やってて一番怖かったなぁ。基本的には内々定を承諾した企業以外は、志望度を聞かれたら「現段階で志望度は決めていないです。面接を受けながら自分とのマッチングを考え、最終的に結果が出揃ってから決めたいと思っています」と答えていた。というかそうせざるを得ない。まさか第一志望は他にありますと言えるわけがない。まぁだからこそ”意外”と言われたのかもしれない。あるいは、併願企業が基本的に中小企業が多かったのでそういう思考だと思われたのだろうか。個人的に大手中小で区別はしていない。

電話でやり取りしている間に、先日面接を受けていた企業からメールが来る。「今後のために昨日の面接のフィードバックをしたい」とのこと。この会社はかなりお世話になっていたので、すぐ電話をする。選考辞退はとても残念だが、考えての結果ならば仕方ないと思うとすぐに理解を示してくれて、その後面接のフィードバック。面接は合格だったが志望度がいまいち伝わってこなかったという。フィードバック後、今後の参考になぜその会社にしたのか教えてほしいと言われたので、率直な感想を述べた。