インターン感想(2)

3社目のインターンが終わりました。正確にはインターンではなくワークショップという扱いらしい。本インターンに参加できないけど今後もイベントとか来てもらいたい人に声をかけて行ったらしいです。はじめこれを聞いたとき、どうせ落ちた人みんなに同じこと言ってるだけでしょとか思っていました。当日も会場に100人くらい学生がいて、あまり為にならない説明をされるだけだろうなぁと。ただ、当日会場に行ってみると(時間ギリギリだった)、20人弱しか人がいなくてびっくりしました。周りの学歴は結構ピンきりでしたね。まぁやっぱり僕が一番の低学歴だったんですけど。

グループワークでは、ひたすらグループディスカッションを行いました。確か50分くらいのワークを休憩や説明を挟みながら6回くらい行いました。基本的にディスカッションをやってから人事がアドバイスをするというの流れです。個人的には人事のアドバイスを聞いてから、もう一度ディスカッションをやりたかったなぁと思いましたが時間的な問題なので仕方ないですね。人事が繰り替えし言っていたこととしては(1)分類を行う(2)抽象的,曖昧な表現はディスカッションのはじめにはなるべく使わないでした。(1)には、問題をどんどん分類して詳細を詰めていくということです。例えば、飲食店の回転を上げたい問題点を考えるとき従業員の問題、客の問題、立地の問題、資金の問題など大まかな分類を行ってから考えるということが大切だということ。もちろんここで終わらず木をどんどん深くしていく。例えば従業員の問題だと、注文のスピード、ホールとキッチンの比率などなど。最終的に最も具体的な問題点に行き着くまで考えていくといいらしいです。(2)は、相手が「ん?」となるような曖昧な言葉は使わない。もし、そういう意見が出たならば班員でその曖昧なものに対して共通認識を持つということが重要らしいです。例えば「リーダーとはなにか」という問に対して、行動力がある人などと答えるのは曖昧すぎる。なぜなら、行動力の定義やイメージは人によって異なってしまうからだ。こういう意見が出たときに行動力とはなにかをどんどん考えていけばいいとのことだが、GDのような短い時間では難しいだろうなぁ。

グループワークが終わってから面接対策的なことをやりました。班員同士でESに書いてある内容を面接のように発表していく。これは結構ためになった。文系の人に対して、自分の研究内容を発表するときは技術的なアピールよりもこれがなんの約に立つのか(立つ可能性があるのか)を膨らめせて話すべきだということに気づいた。夏休み前の面接でも、研究の本質的な部分ではなくなんの役に立つのか?なぜこのテーマを選んだのか?などの質問が多かったからなぁ。これは、どんどん対策しないと。

最後に社員との座談会。ここでようやく企業説明が行われました。そして、同じ業界をユーザーとするシステム会社でもこうも考え方が違うのかと驚いた。今回の企業は社員も勉強熱心で、個人的には仕事内容も面白そうだなぁと思いました。特定されると困るので、あまりこの部分は具体的には書けませんね。ただ、人事で会社の第一印象が決まるというのは、この夏休みでの学びでした。なんだかんだで座談会重要。

一応インターンの感想はこんなもんです。

そういえばワークショップ翌日、久々に研究室のOBの人と飲みました。SI系の人とWeb系の人がいたのですが、仕事内容や会社の考え方も全然違くて面白かったです。面接に関してはとにかく慣れだというアドバイスも頂いたので、就活が始まってすぐはあまり志望度が高くなくてもとにかく企業を受けるべきだと思いました。その先輩から聞いて面白かったのは、面接官の反応が微妙だったらこっちから「この質問はどういうところを聞いてるんですかねぇ?」などと逆質問していたという話だ。面接慣れればそういうこともできるのかなぁ……。