2019/11/27

ミスiD 2020

『ミスiD 2020』グランプリに15歳の嵐莉菜「世界を股にかけるモデルに」 元ミス東大のえにら12人が選出(オリコン) - Yahoo!ニュース

ミスiD2020が発表された。かつてドハマリしていたアイドルが出ていたこともあり、今まで以上に注目していましたが、まぁこういう感じだよなぁって。


まぁこういうことかなぁ。これに関してはやっぱり講談社っていう超大企業がバックに付いているので、仕方ないところはあるけど、結局「女の子である事自体が個性だ」という"雰囲気"を持つ女の子が選ばれたのかなぁと。

最近これも含めてルッキズムについて色々考える機会が増えています。まぁというのも、この前ここでも書いたインターンの他己解析の際に「(本名)さん、"第一印象は"めっちゃ良かったです。すごく優しそうで」と言われて、いやいやその後はどうなんだよって思ったのがきっかけです。多分ぽっちゃり(デブ)メガネという外観でそう思われたのでしょう。しかし、「ルッキズムはいかん、内心や行動を見なければ」とか言ったところで、私もアイドルファンとして第一印象の重要性も分かっている。そういった事情からルッキズムの重要性と、そのバランスについて色々考えていかなければなぁと思っているのです。とはいえ、答えは出ません。馬鹿だから。

ミスiDについて言えばやっぱ所詮はメディアなのです。メディアというのは瞬間的なインパクトというのが重要で、その中で何を感じ取るかということだと思います。いくらメンヘラ的な主題を立てたところで所詮はそこに写る何かが最も重要視されるのは当たり前だと思います。また、文章や写真、ダンスなど多様な方法から”最も”優れたものを選ぶというのは困難なのです。ミスiDに関しては最優秀賞に当たるグランプリ以外に多彩な賞があるのは、それを認めているからだと思うし、その点に関しては非常に良い賞であると思います。

追記
そういえばドハマリしていたアイドルについて書いてなかったなと思いましたので、追記します。彼女は残念ながらどの賞も受賞することは出来ませんでした。しかし、それでいいんだと思います。ミスiDなんていうのは所詮は特定のある分野の審査員によるオーディションでしかないのです。ミスiDのiDはidolとidentityということですが、彼女はブログからそのことを非常に理解しているし、考えていると思います。
お久しぶりにブログ! | きゅうり
どっかのブログで読んで最も納得したアイドルの定義に「アイドルとはアイドルになろうとする少女の意志を言う」というものがあります。一般的にアイドルを定義する上ですごい良いものだと思います。ただ、個人的にはもう少し考えてみたくて「アイドルとは少女が自身を肯定し、それを維持しようとする過程」でありファンはそれを応援するものなのではと最近思い始めています。当然アイドルとは、拡張可能な概念です。誰かがこの子はアイドルだと言った時点で、その子はアイドルなのです。なので、一般的な定義としては前者のものが最も納得できるものです。後者はあくまで自分自身の現在の仮説です。
ただ、個人的なアイドルの定義を踏まえた上でも彼女が書いた”自信というか自分が好きで自分のことをとても信じています。自分が感じたことに間違いはないとおもっているのでこれからもすきな私で居られるように努力したいです”という言葉は非常にアイドル的であり素晴らしいと思います。自信とはself-confidenceであり結局は自己の問題です。他人からどうこう言われるものではないのです。ミスiDを受賞したことによって自信をつけることは可能ですが、それがないからと言って自己の問題にはなり得ないのではないかと。