就活日誌00

ぼくは来年就活生である.大学院に進学することを入学前から決めていたので,入学当初は遠い未来の話だと思っていたがいよいよ来年それを迎えることとなった. それにあたってぼくは自らの就活の記録をつけていきたいと思っている. それは就活を通して,自分の中で何が変わるのか,そして就活とは何なのかということを記録に残していきたいからである.

就活を描いた小説は色々ある.現代における就活を描いたものならば『何者』だし,バブルの時代ならば『就活戦線異常なし』だ.これらは就活を通して自分とは何か,そして就活に"おける"自分とは何かというテーマを語っている.これを実際に自分が体験したときどうなるのかに関してちょっとした関心がある. また,就活というイメージに関してぼくは去年までこれらの小説から想像していた. だが,今年就活を終えた高校時代の友人(彼らは1浪かつ学部で就活した)や,研究室の先輩の話を聞くと,どうやらそれらの物語とは大きく違うらしい. 圧力的とイメージしていた面接官は実際にはフレンドリーらしいなどなど.......イメージの中の就活と実際はこんなにも違う!!という発見なども記録できればなと思っている.

さて,ここでぼくについてある程度,設定を記す必要があるだろう.ぼくは,関東のFラン理系単科大学の大学院で情報科学を研究している.もう少し詳しく言うと人工知能などのナウでイケてる研究ではなく,今はグラフ問題の近似アルゴリズムの研究を行っている.学部時代はバイオインフォマティクスという分野の1つの問題の近似プログラムについて研究を行った.結構いい近似を出せたんだけど,プログラムの実行速度に難があって論文の査読に通っていない.学部時代はそれなりに頑張って勉強したので上位5位以内の成績で卒業した.ただ,就活を全く意識していなかったので資格などは持っていない. アルバイトでいうと,映画館や本屋などで接客業.また,1年ほどweb系のスタートアップ企業で開発を行うアルバイトをしていた.

まぁこんなところだろうか.何かあればこの日誌を更新していきたい.